【具体例を紹介】どんなお産にしたいか

こんにちは、まかろんです。

出産するクリニックによっては、バースプラン(どのようなお産を希望するのか、産後はどのように過ごしたいか?など事前に希望する)を聞いてもらえることがあるかもしれません。

産み方にこだわりがある方、産後どのようにしてもらいたいかなど様々だと思います。

みんなが考えるバースプランとは?

私も当初出産予定だったクリニックではバースプランを事前に聞いてくださいました。

具体的には

  • 旦那は立ち会い出産で、へその緒は旦那に切ってもらいたい
  • 旦那に背中をさすってもらいたい(なのでさすり方を教えて欲しい)
  • 赤ちゃんが産まれるところをビデオに収めたい
  • できる限り自然な方法で産みたい(会陰切開したくない)

という希望がありました。

根底には『旦那にも出産に参加してもらいたい』『一生記憶に残るお産にしたい』という気持ちがありました。

他にはこんなバースプランを考える人もいるようです。

◆初産ママの場合◆

  • 初めての出産なので助産師さんには優しくリードしてほしい
  • いきみ方のアドバイスをしてほしい
  • カンガルーケア(出産直後に赤ちゃんを母親の胸元に抱いて、直接肌と肌を触れさせること)をしたい
  • 産声を録音してほしい
  • 生まれたばかりの赤ちゃんと写真を撮りたい

◆経産婦ママの場合◆

  • 兄弟にも立ち会ってほしい
  • へその緒は兄弟に切ってほしい
  • 生まれたらすぐに家族写真を撮りたい

◆帝王切開の場合◆

  • 付き添ってくれる夫の様子をビデオに撮ってほしい
  • 赤ちゃんを最初に抱っこするのは夫にしてほしい
  • 自分より先に実両親・義両親が赤ちゃんを抱っこしないようにしてほしい

などなど出産に対するこだわりや想いはそれぞれありますよね。

コロナ禍での出産における出産準備とは?

バースプランを考える上での軸は、”どんなお産にしたいか?”ということだと思います。

さらに今も続くコロナ禍で諦めないといけないことは出産する病院や時期によっても様々だと思います。
私が出産を迎えたのも2020年11月でまさにコロナ禍の真っ只中。立ち会い出産も面会もほとんどできない状況でした。

それに付随して、そんな私がもっと考えて調べておけばよかったと思うことは

【いろんなパターンでのお産時のイメージを膨らませておくこと】だと思います。

私の中で準備不足だったのは、会陰切開や吸引分娩、帝王切開やその他様々な状況の変化に対応できる心構えができていなかったことです。

今になってやっておけばよかったなと思うことは、

  • 事前に先生にどんなパターンがあり、それにはどんなメリット、デメリットやリスクがあるのか可能な限り聞いておくこと
  • 体験談などネットなどで調べておくこと
  • 経験した先輩ママの話を聞くこと

そうすることで、分娩中に予期せぬ事態に陥っても冷静に判断できるのではないかと思います。

そんなこと当然準備してるよって方もいらっしゃると思いますが、いざ陣痛に苦しみながら刻々と状況が変わっていくのは結構怖かったです。

私の場合、切迫早産によるクリニックでの2週間ちょっとの入院。
そして状況悪化により大病院に転院して3日目での突然の出産。慣れない環境と辛い点滴生活に気が滅入り、1日を乗り越えることに必死な毎日でした。少し先の出産へのイメトレも不十分でした。
さらにコロナ禍ということも重なり、正直描いていた夢のバースプランとは程遠いお産となりました。

大病院ということもあり、残念ながら「バースプラン」の「バ」の字もなし。
へその緒は知らぬ間に切られていましたし、旦那に背中をさすってもらうどころか、立ち会うこともできない。ビデオ撮影も禁止。撮れたのは、お産直後にムスメが私の腕に来てくれた瞬間のみ。
あれだけ嫌だった会陰切開も承諾しちゃいました。

それでも今回は全てしょうがなかったのだと思います。誰も悪くないですし、私にとってはこれが最良のお産だったんじゃないかと思っています。

さいごに

ムスメが無事に生まれてきてくれた、この1点だけで感謝の気持ちでいっぱいです。
ムスメを取り上げてくれたお医者さん、背中をさすり続けてくれた助産師さん、呼吸の仕方をアドバイスし、褒めてくれた助産師さん、他にもたくさんの方たちの連携プレーで安心して出産に臨むことができました。

夢のバースプランは次回の子までお預けにしたいと思います。

せめて早くコロナが収束し、たくさんの妊婦の方のバースプランが少しでも叶う日が戻って来るのを願うばかりです。

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