【経験談】コロナ禍のGCU入院生活 〜退院準備編〜

こんにちは、まかろんです。

通常であれば役所や通院する産科などの主催で行われる両親学級。
私の妊娠時期にはこれがコロナにより全て中止。コロナが落ち着き、いざ参加しようと思った頃には切迫早産により参加をあきらめざるを得ず。育児が不安なまま出産を迎えてしまいました。

両親学級については全国で同じような状況だったと思いますが、新米のパパ・ママは未経験の育児がイメージできないまま始まってしまった方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

ここからは、私がGCUで経験した両親学級にも似たような育児サポートを体験談としてご紹介します。

GCU版 両親学級とは?

産後、母子同室をされる場合は、各クリニックで助産師さん・看護師さんが沐浴指導や授乳サポートを行ってくれるところがほとんどだと思います。

私たちの場合はコロナ禍ということもあり、1日1時間の面会のみ。この短時間で決して十分とは言える時間ではありませんでしたが、2週間ちょっとの期間で以下のようなことを習いました。

主にサポートいただいたのは、

  • 授乳の仕方とゲップのさせ方
  • 沐浴指導
  • オムツ交換の仕方
  • 綿棒刺激の方法
  • 肌ケアや爪のお手入れなど

母子同室で過ごされた方もこのような感じなのでしょうか?

この1時間、もちろんムスメが必ず起きているとも限らず、8割方寝ているということもザラでした。起こして授乳を開始することもありました。
そうこうしている間に1時間があっという間に終わってしまい、1日に学べることがわずかなこともありました。
ムスメに会えるこの1時間がどんなに待ち遠しく、あっという間か。
毎日少しずつですが、いろんなことを学び、ムスメを家に受け入れる準備を進めていきました。

ゲップの指導中。なかなか出ず「毎回出るとは限りませんよ〜」と教えてもらってます。

家に帰ってからは、切迫早産中に中断していたムスメを受け入れる準備を進めました。GCUで学んだことも思い出しながらムスメがスムーズに生活を始められるシミュレーションをしたりしていました。真面目ですね(笑)

沐浴のやり方復習しようっと。

GCUの退院を決めた時

退院が見えてくると、嬉しさ反面、正直不安な気持ちの方が大きかったように思います。

まだ小さくてふにゃふにゃのムスメ。家に連れていき、環境が大きく変わったことでムスメが急激に体調が悪化しないか心配していなかったかといえば嘘になります。

ムスメが入院したGCUでは、ある程度退院日を自分たちで決めることができましたので、旦那とも退院するタイミングを話し合いました。
旦那も退院自体に不安な気持ちはあったようですが、最終的には主治医の先生の「退院しても大丈夫」のGOサインが出たため、早めの退院を決断しました。

私を親だと認識してくれているのか…早く親子の時間を作って、親子の絆を築きたい。

後日、旦那から聞いた話です。

GCUに勤務する看護師さんは、わずか700gで誕生したそうです。ムスメの約1/3の体重。それでも今なんの病気もなく元気に働いておられる姿を見て、ムスメもきっと大丈夫だと思ったそうです。ムスメの生命力を信じて退院日を設定しました。

退院を前に

退院前、このような赤ちゃんの体重を計るためのベビースケールのレンタルをするかどうかのお話がありました。

ベビースケール、レンタルもできますがどうしますか?

私は、まだまだ授乳<眠さのムスメには授乳毎に体重を測ってどれくらい飲めたかを確認した方がいいかと思いましたが、一応他の看護師さんにも聞いたところ、「そんなに神経質になって計らなくても大丈夫よ!子どもは勝手に大きくなるんだから!」と肝っ玉な一言をいただきました。
確かにそうだな〜と思い、1ヶ月検診まではあまり気にせず育児に取り組んでみようとレンタルは断りました。

退院から1ヶ月後、ムスメはなんと退院時2,520g→3,832gの1.3kg増!(笑)1日あたり平均30g程度増えていれば問題ないところ、なんと43gも増えていました。生後1ヶ月の赤ちゃんの成長曲線のど真ん中です。この時、安堵と少しの達成感を感じました。

最新情報をチェックしよう!