ムスメ新生児期の1ヶ月を振り返ります

こんにちは、まかろんです。

今日はムスメが生まれてから1ヶ月間の生活スケジュールや私が感じていたこと、ムスメの成長過程についてご紹介します。

生まれたばかりの赤ちゃんを育児中のママさんへ、育児が辛いと悩むママさん方へ何か役に立つことがあれば幸いです。

GCU入院期間中

【経験談】コロナ禍のGCU入院生活 〜総集編〜

こちらの記事でも紹介しておりますが、ムスメは35週3日の早産で生まれた後、すぐにNICU、GCUにお世話になりました。退院までは16日かかりましたが、順調にすくすく成長し、当初の予定よりも早く退院することができました。

新生児との生活がスタート

ネットなどでは「新生児は1日15~20時間寝ます」というような記事をよく見ていた私。
新生児=寝ているものと思っていたイメージは1日で崩壊しました。
共に生活してみると確かにしょっちゅう寝てはいるんですが、そんなに長時間寝ているという感覚はありませんでした。

理由は単純で、寝て起きてのサイクルが短く、しかも昼夜逆転の生活リズムで、毎日のペースが掴めないからだったからだと思います。

そして最低でも1ヶ月、毎日繰り返される3時間に1回の頻回授乳とおむつ交換。
それがどんな生活になるのか、経験したことのない方や男性でもイメージしやすいようにあえて細かく記載します。

里帰り中のとある1日のスケジュール

6:00-6:10 おむつ交換(1回目)
6:10-6:40 授乳(1回目)
6:40-6:50 ゲップ待ち
6:50-9:00 ねんね(1回目)(朝ごはんを10分で済ませ、急いでママも寝ます)
9:00-9:10 おむつ交換(2回目)
9:10-9:30 授乳(2回目)
9:30-12:00 ゲップせずねんね(2回目。ママ再び就寝)
12:00-12:10 おむつ交換(3回目)
12:10-12:40 授乳(3回目)
12:40-12:50 ゲップ待ち
12:50-13:30 ムスメ起きてもぞもぞ。もしくはぐずりタイム。(ママはお昼ご飯。)
13:30-15:00 ねんね(3回目。ママ自由時間)
15:00-15:15 おむつ交換(4回目。ウンチ漏れて着替え。肌着手洗い。)
15:15-15:45 授乳(4回目)
15:45-16:00 ゲップ待ち。なかなか出ず。
16:00-16:10 ぐずり始める。再びおむつ交換(5回目)してみる。
16:15-16:30 あやすもなかなか泣き止まない。
16:30-17:00 再び授乳(5回目)
17:00-17:10 ゲップ待ち
17:10-18:00 ねんね(4回目。ママ急いで静かにお風呂)
18:00-18:10 おむつ交換(6回目)
18:15-18:40 再びぐずり始めたので、やむなくミルク。(6回目)
18:45-20:00 ねんね(5回目)
20:00-20:30 ムスメ起きてもぞもぞ。(ママ晩御飯とお風呂準備)
20:30-20:45 沐浴
20:45-21:00 お着替え、おむつ(7回目)、綿棒で鼻や耳のお手入れ、保湿。
21:00-21:30 授乳(7回目)
21:30-21:45 ゲップ待ち。
21:45-0:00 ねんね(6回目)
0:00-0:10 おむつ交換(8回目)
0:10-0:40 授乳(8回目)
0:40-0:45 ゲップ待ち。
0:45-3:00 ねんね(7回目)
3:00-3:10 おむつ交換(9回目)
3:10-3:40 授乳(9回目)
3:40-3:50 ゲップ待ち
3:50-5:00 ムスメ覚醒。寝かしつけに手こずる。(母白目むく)
5:00-6:00 ねんね(8回目)


この日のムスメの睡眠時間:約14時間
授乳・ミルクの回数:9回
おむつ交換:9回
起きている時間:約10時間

睡眠時間は短い日でこんな感じです。もっと寝る日は16時間ほどだったでしょうか。
授乳、ミルク、おむつ交換は少なくて9回ほど。
多くて1日12回ほどすることも多々ありました。

ちなみに私は、ムスメが寝ている時間はとにかく一緒に寝るように心がけました。寝てもすぐ起こされるのですが、トータルでは6時間ほどは眠れていたでしょうか。
ただ細切れ睡眠であったため。常に眠く、疲れが取れることはありませんでした。

メンタルと体力の限界

ムスメが生まれてからの1ヶ月間を一言で表すとするならば、「おっぱいとオムツ。時々寝かしつけ。」
その一言に尽きます。

私の、ムスメが生まれてから1ヶ月間の記憶は、
・頻回授乳とおむつ交換の毎日
・ゲップが出ないこと(毎回吐き戻し)
・授乳のきつさ、母乳が足りないこと
・全然寝てくれないこと
・ムスメがきちんと息しているか、体重が増えているかの心配

でした。

吐き戻しの処理や哺乳瓶の洗浄が終わってからようやく自分のご飯。食べ終わってさあ寝よう!と思ったらもう次の授乳まであと1時間を切っていて、スマホで育児のことを検索していたらあっという間にムスメが起きてしまったり。全然しっかりとまとまって寝られるタイミングがないことに気づかされました。

ムスメの隣で寝ているときもムスメが「ふぇっ。」みたいな声を出しただけで一瞬で飛び起きる毎日でした。吐き戻していないか心配で、正直気が休まることはありませんでした。

仕事や好きなことを自由にしていた産前から180度変化した生活。ずっと家に引きこもって、幼い我が子と2人きり。毎日毎日同じことの繰り返しをしているようで、何も進んでいない、何の結果も残せていないような孤独な感情に襲われました。今日もムスメが寝ないのではないかと夜が来るのが怖く、旦那や母親の仕事が休みの土日がどんなに安心できたか。

さらには産後のメンタルガタガタの時期も重なっていたこともありますが、ムスメが生まれて1年ちょっと経った今、当時を振り返っても新生児期の1ヶ月間が精神的・体力的に一番きつかったように思います。

周囲へ助けを求めることも大事!

私が頑張りすぎてしまう性格なのか、上記のようなスケジュールを繰り返していたために、だんだんと自分の休息時間も満足に取れなくなり、ストレスが溜まり、思うようにいかないイライラを募らせながらの育児になってしまっていました。
本当にムスメが可愛くて仕方ないのに、疲れと不安とストレスで突然涙が出て、家族に当たってしまうこともありました。

もちろん生まれてきたばかりの幼い赤ちゃんを常に気にかけておくのは大事なことです。
でも命がけで出産したママの産後ボロボロの身体も十分に癒えていない中で、一人で赤ちゃんを見るのは無理があると思います。
「子どものために」と思ってもし今頑張りすぎてきついママさんがいらっしゃったら、少し肩の力を抜いてみてください。周りの人に頼ること、怠慢できる部分は割り切って怠けること。これも長く続く育児をする上で大事なことかなと感じました。

ムスメの成長過程

ムスメ誕生時の体重:2,482g

生後16日目のGCU退院時の体重2,520g

GCUを退院してから1ヶ月後(生後45日目)には3,832gにまで成長しました。
(※通常1ヶ月検診では生後30日時点で受診しますが、ムスメの場合はGCU退院から30日後の受診となりました。)
GCU退院時から30日間で何と1.3kg増
1日あたり平均30g程度増えていれば問題ないところ、なんと43gも増えていました。

身長も出生時の45cmから52cmになり、7cmも成長してくれました。

一般的に出生時から1ヶ月で身長が約5cm体重が約1kg増えていれば順調に発育していると判断されますが、ムスメは退院後から急成長したことがわかります。

毎日体重はきちんと増えているのか心配だった私でしたが、この立派な数字の増え方を見てやっと安心できたのでした。

生まれたばかりの頃は細くて今にも折れそうだった手足でしたが、確かに1ヶ月検診を受ける頃には顔周りや太ももに少しずつお肉がついてきていました。

目で物を追う追視のチェックもクリアし、ムスメの生命力の強さに感謝した1ヶ月でした。

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