新生児との生活で気軽にラクする3つの方法とは?

こんにちは、まかろんです。


前回【ムスメ新生児期の1ヶ月を振り返ります】といった記事を投稿しましたが、当時は「ムスメのために」といった一心で頑張り続け、自分をどんどん追い詰めていっていたことに後から気づかされました。

結局ストレスと疲労が蓄積し、元気のないまま育児をしてしまっていた時期がありました。

そんなことになってしまっては悪循環。子どもにも不安感が伝わってしまいます。

そこで今回は当時私が悩んだことを基に幼い赤ちゃんを持つママさんでも罪悪感なくラクをする方法をご紹介します。

上手に手抜きをして自分の時間を作るには

授乳もどのくらいしたらいいか、ゲップもどれくらい待ったらいいのかわからず、とにかく要領の悪かった当初。
今振り返ると、そこまで根詰めて教科書通りにいかなくても、手を抜けるところはたくさんあったなと思います。

授乳する時間

ムスメはGCU入院中、なかなか眠気に勝てず授乳よりも睡眠といった様子で、なかなか母乳を飲んでくれませんでした。

寝たり起きたりを繰り返すので、時には授乳に1時間近くかかったこともありました。

そのため飲むのに時間がかかるものだと思い込み、

「母乳をしっかり飲ませなきゃ」「たくさん飲んで、3時間はあいてほしい」

といった思いからネットなどによく書かれている5~10分という時間よりも長めの片胸15分ずつ×2回、つまり30分の授乳時間になっていました。

しかし退院してしばらくする頃には母乳を少しずつ飲む力もついてきていたようで、15分は少々長すぎたようです。

いろんな時間で試行錯誤したところ、(ムスメの場合ですが)適切な授乳時間は片胸平均7~8分ほどだということがわかりました。

つまり今までと比較すると授乳時間が15分ほど短縮できます!

たかが15分。されど15分です。

新生児期の授乳回数は1日最低でも8回です。多くて12回ほど。
・30分の授乳時間だった場合:1日8回×30分=240分(4時間)
・15分の授乳時間だった場合:1日8回×15分=120分(2時間)


つまり1日に2時間も自分の時間が確保できるわけです。
授乳回数が12回だった場合、3時間もの差が開きます。

1回の授乳時間を極端に長くして授乳間隔があくように期待するよりも、お子さんに合った適切な授乳時間を実践して、親子ともにストレスのないようにした方が良かったなと今になって思います。

ちなみに授乳時間が長くなりすぎると、満腹中枢の未発達なこのころの赤ちゃんは飲みすぎてしまい、吐き戻しの原因になってしまいます。

また乳首に負担がかかり、乳首に白班ができてしまう乳口炎の原因の1つにもなってしまうそうです。

実際に産後2ヶ月目の頃に乳口炎になってしまいました。

もっと早く試行錯誤して、ムスメの適切な授乳時間を知っておけばよかった…!

2〜3ヶ月ほどすると、母乳の出も良くなってきたのか片胸平均7~8分ほどの授乳でも少しずつ3時間の授乳間隔があくようになってきました。

ちなみに片胸5分以下に短縮してしまうと、濃度の薄い母乳しか飲めず、授乳間隔が短くなってしまうのでご注意ください。

ゲップをさせる時間

ムスメは生まれた時からなかなかゲップが出づらくほとんど毎回吐き戻していました。

ただ吐き戻すだけならまだしも、大きく咳込んで苦しそうにすることもあったので、とにかくゲップを出させようと15分も20分も必死になって背中をトントンしてる自分がいました。

吐き戻し自体は赤ちゃんの胃の形状により、よくあることです。

しかし悪循環なのが、ゲップがうまく出ずに横になった際に吐き戻すので、すぐにお腹が空いて3時間待たずに次の授乳になることが多々ありました。

生後2ヶ月を超える頃には少しずつゲップが出る確率も上がりましたが、それまではとにかく調べまくっては悩みました。

とにかく着替えやスタイを替えることが多く、ひたすら手洗いしていたことを思い出します。

そんな私がたどり着いた答えは、

「5分から10分ほど背中をさすっても出なければ、出ないものは出ないので諦めたほうがいい」ということ。

同じ体勢でずっとトントンされていると赤ちゃんもきついですし、ゲップが必ず出るとも限りません。
仮に出なくともおならとして排出されることもあります。

しかも1回出て終わったと思ったら、2回目が出たりすることも。
ある程度ゲップさせて赤ちゃんが苦しくなさそうであれば、それでOKなんだなと割り切るようになりました。

ゲップをさせる方法で王道なのは、

・縦抱きにして肩で赤ちゃんを担ぐようにして背中をトントンする(もしくは下から上にさする)やり方

・膝の上に座らせて、背中をトントンする(もしくは下から上にさする)やり方

だと思います。

私もこのやり方両方試しましたが、結局どちらがムスメに合っているかわかりませんでした。

それよりも上記の体勢を変える際に出ることが一番多かったように思います。

なので、一つの体勢で数分試したらすぐに他の体勢に変えて挑戦するようになりました。

これにより、今までは20~30分待っていたゲップの時間も半分以下に短縮できるようになりました。

それでもできる限り吐き戻しは避けたいですよね。

こんなグッズもあります。
体をCカーブの体勢にしておくことで、上体も起こせますし、赤ちゃんも落ち着く姿勢になります。

私が行なっていたことは、横になる際は右側を下にして寝かせることです。
万一吐き戻してもミルクが喉に詰まるのを防止するためです。

赤ちゃんの背中側に丸めたバスタオルなどを置いておくと、横向きの体勢を維持しやすくなります。

ただずっと同じ方向を向いて寝かせてしまっていたので、一時的に頭の形が変わってしまいました。

今はだんだん丸くなってきていますが…。

授乳後も起きている場合は、上体をしばらく起こしておくのも一つの方法だと思います。

ミルクを足すこと

完母(完全母乳)で育てたいとお考えのママさんにとっては、母乳がなかなか出ない始めのうちはミルクを足すにも少し勇気がいるのではないでしょうか。

実は私も母乳が出るのであればできる限り母乳で育てたいと思っていました。

それはムスメへ免疫力と母乳特有の栄養素を届けたいというのが最大の理由です。

母乳には赤ちゃんにとって必要な栄養素や免疫物質が多く含まれています。特に出産直後から数日に出る母乳である「初乳」にはウイルスや細菌を防ぐ働きをする「免疫グロブリンA (IgA)」や「ラクトフェリン」などの免疫物質が多く含まれています。

他にも母乳には幹細胞や白血球、有益な細菌や抗体、酵素、ホルモンなどが含まれており、赤ちゃんにとって感染症とたたかったり疾患を予防し健全に発育するのに必要な成分で満たされています。 

エナレディースクリニック https://www.ena-clinic.com/column/808/

しかしそんな思いとは裏腹に初めからたくさん母乳が出るわけではなく、母乳が足りないのでムスメはすぐにお腹が空き、早い時は1時間ごとに授乳をすることもありました。

そんなことを繰り返していては常に授乳をしているような状況になり、母体も全然休まりません。

疲れやストレスが原因で母乳が出づらくなることはよくあるそうです。

母乳が出ない

常に授乳をする

疲れる

母乳がさらに出づらくなる

という悪循環になります。

こうなる前にミルクを足す選択をすることで赤ちゃんの腹持ちは良くなり、その間に母乳もたまりますし、母体も休めることができます。

当初は「授乳することで母乳が出やすくなるんだ!」と言い聞かせて頑張っていた私でしたが、無理をせずに辛い時はミルクを入れることも選択肢の一つだと学びました。

そもそも生後16日目まではGCUで育ったムスメ。

GCUでは母乳が足りない場合は、当然ながらミルクを飲んでおりましたので、どちらも嫌がらず飲んでくれる状況でした。

それなら尚更変な意地を張らずに、どんどんミルクに頼ることも1つの方法なのではないかと今になって思えます。

ミルク育児にもメリットはたくさんありますので、偏見を持たず、気軽に取り入れる柔軟さも必要ですね。

ムスメはGCUで採用されていた和光堂のはいはいを飲んでいます。

まとめ

個人的には新生児期の1ヶ月、そして2ヶ月ごろが一番大変でした。
わからないこと、上手くいかないこと、体力的・精神的に辛いことを乗り越えるのに、もっと自分に余裕ががあればなと感じることが多々ありました。

慣れない育児をこなせるようになるまでに時間がかかるのは当然です。

今同じように毎日必死で頑張っているママさんたちへ少しでもヒントになれば幸いです。

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