こんにちは、まかろんです。
右も左も分からない新米ママの私。
身近に赤ちゃんもいなかったので、赤ちゃんがどんな日常を送っているのかも未知数でした。
ムスメのGCU退院後、新米ママの私であるからこそ悩んだこと10選について書いていきます。
新米ママの悩み10選とは?
ムスメが新生児期に私を悩ませてくれた10個の問題たち。
今後こちらの問題たちについて実際の状況と私が乗り越えた解決法について書いていきます。
①ゲップが出ない問題
②母乳が足りない問題
③意外と寝ない新生児問題
④乳児湿疹問題
⑤鼻息が気になる問題
⑥目の焦点が合わない問題
⑦顔をすぐに引っ掻く問題
⑧冬の体温調節問題
⑨頭の形が変形問題
⑩臍ヘルニア問題(でべそのこと)
母乳が足りない問題について
関連記事「新生児との生活で気軽にラクする3つの方法とは?」という記事でもご紹介しておりますが、私は
母乳特有の赤ちゃんに必要な栄養素や免疫力をつけてもらいたい
という思いから完母(完全母乳)に近い状態で育児がしたいと考えていました。
しかし実際に育児が始まってみると、
・ムスメが眠気に勝てず、あまり飲んでくれない(GCU入院時)
・そもそもそんなに母乳が出ない
・ゲップが出ずよく吐き戻すので、せっかく飲んだ母乳が吐き出される
・頻回授乳により疲れとストレスで母乳がさらに出なくなる
という悪循環でした。
完母とは程遠い状態でした…。
私の解決法
時間に縛られず、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳する
母乳が出るようになるメカニズムとしては、
①赤ちゃんがおっぱいを吸う
↓
②母乳を吸った刺激がママの脳下垂体に伝わる
↓
③プロラクチン(母乳を作るホルモン)とオキシトシン(子宮を収縮させ、乳腺を囲む筋肉を収縮させて母乳を送り出す)という2種類のホルモンが分泌され母乳が出る
一般的に授乳は3時間に1回、1日8回程度の授乳が目安と言われています。
しかしこれはミルクを与える際の目安で、母乳は消化が良いので1時間おきや2時間おきなど3時間待たずに赤ちゃんが母乳を欲しがることは多々あります。
母乳は吸ったら吸うだけ出るようになりますので、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳するといいでしょう。
ムスメはGCU入院時は母乳を欲するよりも眠たさが勝り、授乳にかなりの時間がかかっていましたが、退院後しばらく成長するとどんどん欲しがるようになりました。
回数や時間を基準に授乳していては母乳が安定して出るようになるまで時間がかかってしまいます。
赤ちゃんにとって必要な量が作られるようになるまで大変ですが、とにかくおっぱいを吸ってもらうことが一つの目標になります。
ただし、1回の授乳時間は片胸5分以上与えることが大切です。
おっぱいは飲み始めは濃度の薄い母乳(前乳)が、後半になると濃度の濃い母乳(後乳)が出ていると言われ、風味が変化しているそうです。
おっぱいの成分(脂肪含量)が変化することから、前菜からデザートをフルコースでいただいていると表現されることも。
濃度の濃い母乳を飲まないと腹持ちは良くないですし、作られた母乳を飲み切らないと次の母乳が作られません。
また赤ちゃんもちょこちょこ飲みの癖がついてしまい、成長してからも頻回授乳をしないといけなくなってしまいます。
授乳の際はしっかり飲み切ってもらうことが大切です。
休むことと食べる(飲む)ことに注力する
私は日々の生活の中で
①赤ちゃんが寝ているときはとにかく自分も休むこと。
②栄養バランスの良いご飯を食べること。
③しっかりと水分補給をすること。
の3点を意識していました。
まずは①赤ちゃんが寝ているときはとにかく自分も休むこと について。
赤ちゃんが欲しがるだけ授乳すると言っても、「さっきも授乳したのに…」と正直疲れてしまいますよね。
一般的に母乳がよく分泌されるのは夜0時ごろから午前中にかけて、分泌が悪いのは夕方ごろだと言われています。
ムスメも決まって夕方ごろになると、30分後に再び授乳といったこともありました。
恐らく私が疲れが出てくる時間帯であったことや、黄昏泣きが原因だったと思いますが、夕方から夜にかけては本当に常に授乳していた記憶があります。
母乳は疲れやストレスが原因で分泌が抑えられてしまうこともあるそうです。
そういう意味では、まずは母体を休めるためにミルクを適度に足すなどしてこの魔の時間帯を乗り切ることも一つの方法だと思います。
始めは、「母乳を吸ってもらいたいのに、もう母乳出ないよ…悔しい(泣)」とミルクを足すのにも勇気が必要でした。
しかし自分が疲れてストレスを抱えたまま育児をするのは悪循環だと気づき、結局ミルクに助けてもらったことは何度もありました。
特に夕方やムスメのお風呂上がり(めちゃくちゃ飲みます)、夜22時ごろのねんね前にミルクを足して、自分の体を休める時間を作りながら育児に取り組んでいました。
ミルクなら私以外の人でも授乳できますからね!
どんどん助けてもらいましょう。
そして②栄養バランスの良いご飯を食べること について。
当初私がそうだったのですが、細切れ睡眠なのでとにかく眠い!
眠いので、ムスメが寝たら朝ご飯も食べずにとにかくすぐ寝ていました。
でもしっかり食べないと母乳も作られませんよね。
授乳時に必要なエネルギーは非妊娠時よりも+350kcal(おにぎり2個程度)と言われています。
非妊娠時よりもエネルギーを摂取しないといけないのに、食べない生活を送ってしまっては作られるものも作られません。
特に主食は大切です。ご飯はしっかりと食べるように意識しましょう。
最後に③しっかりと水分補給をすること について。
母乳の9割近くは水分です。
授乳中は特に喉も乾きますので、喉が乾く前にこまめに水分補給をするように心がけましょう。
私は夜間授乳に備えて、温かい飲み物を水筒に入れて枕元に置いて寝ていました。
AMOMAの母乳サポートハーブティーを飲む
一部のクリニックなどでもサンプルがもらえたりと有名なこちらのハーブティ。
私は母乳が出ないと悩んでいるときに、友人からAMOMAのハーブティーを教えてもらいました。
AMOMA公式サイト:https://www.amoma.jp/
ぜひ公式サイトの方ものぞいてみてください。
私はムスメが生後2ヶ月目くらいに飲み始めて、1ヶ月近く飲んでようやく母乳の量が安定してきました。
母乳の量が安定してからは飲むのをやめましたが、それでも基本的に母乳だけで育ててこられました。
お味は少しハーブの独特な感じもしますが、慣れればゴクゴクいけます!
ご飯とともに飲むこともできますし、牛乳や豆乳を入れてミルクティー風味にするのもアリです。
私は1日に2リットルほど飲むことを目標にしました。
朝から保温ができるステンレスポット(ケトル)にティーバッグ1個と1リットル程度のお湯を入れ、なくなったらもう1回作るという日々。
普段飲むお茶をこちらのハーブティーに変え、水分も普段より取るように意識したことも良かったのかもしれません。
生後すぐから飲んでたらもっと早くに母乳の量も増えていたかもと思うと、次の子の時は出産前から準備したいと思いました。
効果に個人差があるようなので、選択肢の一つとしてご参考になれば幸いです。
正しい授乳姿勢(吸着)を意識
授乳をする際、乳頭の先だけくわえてしまう浅飲み。
浅飲みになってしまうと下あごを動かして舌を使っておっぱいを十分に絞り出せないため、しっかりと授乳ができていないという現象が起きてしまいます。
また浅飲みは乳首に傷がつきやすくなり、乳口炎や出血の原因になりますので、注意が必要です。
授乳は正しい姿勢で行うことが大切です。
私は乳口炎や血豆ができました。。。(泣)
おっぱいを飲ませる際のポイント
授乳クッション等を使ってママの姿勢がいい状態で赤ちゃんの体とママの体をしっかり密着させます。
赤ちゃんが口を開けた瞬間に、乳輪までしっかりとくわえさせ、赤ちゃんのお口がアヒルのくちばしのように唇が外側にしっかり向いているかに確認してみましょう。
また添い乳や赤ちゃんがうとうとしている状態だと浅飲みになりがちです。
ママも横になりながら授乳したいという思いはあるかと思いますが、正しい姿勢で行うことで結果的にママの疲れや痛みを軽減させることになると思います。
それでもダメなら助産師に相談
何をやっても改善しない場合は、まずはかかりつけの産婦人科や母乳外来、市町村の保健師さんに相談してみましょう。
その方にあったアドバイスをしてくれるはずです。
私も出産した病院の母乳外来や市の保健師さん、乳口炎で受診したクリニックの助産師さんなど多くの方のアドバイスをもらいながら少しずつ授乳のことを学んできました。
特に授乳時の姿勢や吸着の方法などはGCUでも練習しましたが、自宅でしばらく授乳しているうちに姿勢がどんどん悪くなり、気づかないうちに浅飲みになってしまっていました。
実践しながら教われる機会があればぜひ有効活用されることをお勧めします。
ただし以下のような体質的な理由が考えられる場合もありますので、その際は医師に相談しましょう。
・出産時の過度な出血や貧血
・胎盤の一部が子宮内に残ってしまったことによる乳汁来潮の遅れ
・乳腺の発育不全
・多嚢胞性卵巣症候群、糖尿病、甲状腺やその他のホルモン障害の既往歴がある
・過去に乳房の手術や乳房損傷を経験したことがある
まとめ
育児に母乳の悩みはつきものです。
ママさんが一度は悩む問題第1位ではないでしょうか。
一口に授乳といっても個人差があり、ママさんやその子に合った授乳スタイルも異なってくると思います。
さらにいろんな考え方や研究があり、助産師さんによってもアドバイスが異なってくることもあるかもしれません。
様々模索しながらご自身にあった授乳スタイルを確立していきましょう。
寝る間も惜しんで行う大変な授乳。
だけどママしか味わえない幸せな授乳を心から楽しめる日が来ることを祈っています。