【九州限定?】餅踏みのやり方とは

こんにちは。まかろんです。

一般的に1才を迎えると「一升餅」を使って「一生食べ物に困らないように」「一生を力強く歩めるように」などの願いを込めて、お餅を風呂敷などにくるんで赤ちゃんに背負わせる儀式を行います。

九州の方は「餅踏み」(または踏み餅)の方をご存知の方も多いのではないでしょうか。

今回ムスメの誕生日を迎えるにあたり、九州地方に伝わる「餅踏み」を行いましたのでその様子をご紹介したいと思います。これから餅踏みをしようとされている方のご参考になれば幸いです。

【これがあれば安心】準備したもの

  • 一升餅
  • 布わらじ
  • 袴ロンパース
  • 選び取りカード

一升餅はネットで購入しました。
名前が入れられて、尚且つ可愛いデザインだと嬉しいなと探していたところ、こちらを見つけました。
選び取りカードや背負い餅用のリュックサックもセットになっています。

今回、布わらじや背負い餅用のリュックは家族からのお祝いがあったためシンプルな上記のセットを選びました。

12時までの注文で、最短翌日にお届けとのことで、発送メールが来てからはすぐに届きました。
消費期限は到着の翌日とのことで、私は餅踏みをする前日に届くように設定をしました。
当日までは冷蔵庫にて保管です。

蓋を開けてびっくり。可愛いおもちゃ入れにもなるボックスに入れられた2つの大きなお餅。
1つ900gの大きな名前入りのお餅!1歳児が背負うのは少し重そうです。
お皿から溢れるほどかなりのボリュームです。(直径17~21cmとのこと)

1才の我が子が持つとこんな感じ。存在感バッチリの一升餅でした。

時間が経ってから写真に収めてしまったので、餅の表面に少しひび割れが目立ちますが、届いた際は密閉袋に入っておりツルツルの状態でした。

お餅には食用インクで名前や誕生日を入れることができます。
さらに豊富なデザインの中から希望の絵柄を選ぶことができます。
ムスメは11月生まれだったので、オータムという新しいデザインを選びました。

切るのがもったいないくらい可愛い!鮮やかで映える!

餅踏みをする際に、あったら良いものは布わらじです。
こちらはわらじもセットになっており、一式揃えることができます。

【餅踏みって何?】餅踏みの意味と実際の様子を公開

冒頭でもご紹介しましたが、一升餅のお祝いには「一升」を「一生」とかけて、「一生食べ物に困らないように」「一生円満で健康でありますように」との願いが込められています。

そして九州地方に伝わる餅踏みには、「地に足をしっかりとつけて生きていけるように」という願いが込められているそうです。

ムスメはまだ一人で立つことができないので、両脇を支えられ、無理やり餅の上に乗せられた状態です。
餅の上に両足が乗るようにして写真に収めました。

衣装は、お雛祭りの際に購入した袴ロンパースと髪飾りを再利用。
わらじや餅踏みの和の雰囲気がよく合っていました。

ムスメが生後4ヶ月頃にお雛祭りを迎えたのですが、大き目の70サイズを買っていて正解でした!(もうこれで70サイズは最後かな…)

【将来は何になる?】選び取りの意味と並べるもの

1才のお誕生日を祝うのに、「一升餅」と「選び取り」も有名ですね。

「選び取り」は赤ちゃんの目の前にその職業に関する様々なものを並べて、どれを選び取るかで将来どんな仕事をや才能に恵まれるかを占う伝統的な行事です。

どんなものを用意するかはそのご家庭によって様々です。以下は具体例です。

(例)

  • お金…将来お金に困らない、玉の輿
  • ボール…アスリート、スポーツ選手
  • 楽器やマイク…音楽家、歌手など
  • 電卓やそろばん…商売人、経営者
  • 箸やスプーン…料理人、食べ物に困らない
  • スマホやPC…IT関連、エンジニアなど
  • 定規…設計士、几帳面な性格
  • 鉛筆やボールペン…芸術家、作家

最近は様々な選び取りカードが販売されているので、現代の多種多様な将来の姿を想像しながら選んでみてはいかがでしょうか。

ムスメは最近ハイハイができるようになったので、勢いよくアスリートを選んでくれました。(笑)

【どう分ける?】一升餅が終わったら

食べるにはかなり大きい一升餅。しばらく常温で外に置いていると硬くなり、ひび割れも出てきます。
そんな時は、ラップをせずに水に一度濡らして600Wの電子レンジで3分半加熱。(足りない場合は30秒ずつ加熱を繰り返す)

するとモチモチのお餅に戻り、食べわけやすくなります。

濡らした包丁で切ると、餅がくっつきにくくなるのでおすすめ。
参加されたご家族や親戚などに縁起のいいお餅をおすそ分けしてみてはいかがでしょうか。

お餅なので、冷凍保存しておけばしばらくは日持ちします。

切り分けるのが面倒な場合は、最初から小分けの餅を購入するのもアリ。

まとめ

日程やムスメのご機嫌も考慮し、2日に分けて祝ったお誕生日会。
ムスメにとってはきっと記憶には残らないのでしょうが、親としてはムスメの1年間の成長が感じられ、とても感慨深い時間でした。準備は少し大変でしたが、いろんな写真を残すことができ、大満足の誕生日会となりました。
一生に一度の1歳の誕生日を盛大にお祝いしてみてはいかがでしょうか。

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