【経験談】コロナ禍のGCU入院生活 〜目標設定編〜

こんにちは、まかろんです。

ムスメがGCUに入院する際には、担当の先生から今後の入院生活について説明がありました。その時のことを書いていきます。

ムスメ、GCUでの入院生活スタート

出産直後私はヘトヘトで頭も働いていなかったためだと思いますが、ムスメのGCUでの入院計画等の説明は病院に駆けつけていた旦那一人で受けました。

なのでここからは旦那談も交えながら書いていきたいと思います。

ムスメが早産で心配だった。病気はないか。目や耳は正常なのか…

ムスメの入院時、担当の先生から以下のような説明がありました。(2020年11月当時)

〈某病院におけるGCUに入る際の約束事〉

  • 面会できるのは両親のみで、面会時間は1日1時間のみ。
    コロナ禍による密を避けるため、入室希望時間を前もって予約すること。
  • 熱、咳、鼻水、下痢、味覚障害、頭痛などの体調不良が一つでも当てはまる場合は面会不可。
  • マスクの着用徹底。
  • スマホなどの通信機器の持ち込みは不可。ビデオカメラならOK。ただしきちんと消毒すること。
  • 入室前にロッカーに荷物全てを預けること。(手荷物は必要最小限もののみ)
  • 入室前に手は2回腕まで洗い、手指消毒は2回行うこと。
  • 面会時には面会票を記入すること。

 →抵抗力の弱い子どもたちが入院している環境とコロナ対策ということもあり、かなり厳重に消毒や対策を行っていました。

〈治療目標の設定(どのようになって退院したいか?)〉

私たちがお世話になったGCUでは、ムスメがどの程度まで成長・回復するまで入院したいかを自分たちである程度決めることができました。

そこで私たち夫婦が決めた治療目標は、

「ムスメが元気になって退院してほしい」ということでした。

かなりざっくりしていますよね。(笑)
でも当時の私たちには、ただムスメが正期産で生まれて来た赤ちゃんと同じように自宅でも安心して一緒に生活したいという願いしかありませんでした。

なぜならたくさんの管につながれて、一生懸命呼吸をしているムスメを今家に連れて帰れるか?と言われれれば、不安で不安で片時も目が離せないような、そんな状態だったからです。

ムスメの現状から退院の目標を定める

当時のムスメの症状としては、【低血糖や黄疸、無呼吸発作などのリスクがある】とのことでした。そのため、保育器に入り、いろいろなモニターを装着され、ブドウ糖の点滴を行っていただきました。
必要に応じて血液検査やレントゲン検査、超音波検査や培養検査等を行いますとの説明もありました。

担当の先生との話し合いのうえで、具体的には以下のような看護計画を設定いただきました。

  1. 全身状態が安定し、日常生活を送ることができる
  2. 皮膚トラブルを起こさない
  3. 両親は児の状態に合わせて愛着形成・育児手技の獲得を進めることができる

そして退院の目安としては、

①本来の出産予定日であった3~4週間後になること。
②体重が2300gを超えること。
③経口哺乳ができること

以上の3点でした。
②体重が2300gを超えること はすでにクリアしているように見えますが、生まれてすぐの赤ちゃんは一般的に生理的体重減少と言って、1週間程度は体重が減少していくことがほとんどです。

ムスメも生まれて1週間程度は元の体重から200g近く減少しました。生理的現象とは聞いていましたが、ただでさえ軽い体重がどんどん軽くなっていくことに不安を隠せませんでした。

お願いだから早く体重増えて〜(泣)

ムスメをおいて母退院

そして産後5日目、私はムスメを病院に残し、一足先に退院しました。
この時私は、ムスメはたくさんの管に繋がれて小さな体で一生懸命生きているのに、私は一足先に退院なんて。とせっかくの退院だったのに、どことなく申し訳なさや不安、これからどうなるんだろうというそわそわした感情が入り混じっていました。

でも「私がしっかりしなければ。どんなに身体がきつくてもしばらくはGCUに通い、頑張って成長しているムスメに会いにいく生活を送るんだ」という決意を持って病院を後にしたのでした。

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