こんにちは、まかろんです。
今日はムスメを出産した日のことを書いていきたいと思います。
その日は突然に
出産予定日からも1ヶ月以上早い、2020年の11月上旬。
その日は突然にやってきました。
明け方ごろ、ふと目が覚め、「なんかお腹痛い…ような?でも気のせいかな?」程度の痛みを感じました。ただそこまで酷くはない痛みだったので、眠さの方が勝り、またすぐに眠りにつきました。
そして朝起きてトイレに向かうと、なんと出血が!
後から思えば、あの腹痛は前駆陣痛だったのではないかと思っています。
実は私が妊娠7ヶ月の後半、切迫早産の診断を受けており、妊娠9ヶ月に入ってすでに2~3週間ほど入院していました。
切迫早産とは、早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のことをいいます。
https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=5
入院中は24時間ずっとお腹の張り止めを点滴していた私ですが、朝から診察してもらった結果、赤ちゃんの大きさも恐らく問題ないでしょうということで、いよいよ点滴を外す診断が下りました。
とうとう数週間ぶりに点滴から解放される…でも一体我が子はどうなるんだろう
診察後、自室のベッドに戻ると、心の準備もできていないまま我が子を早産で産んでしまうかもしれないという恐怖で涙が止まらず、家族にずっと連絡を取っていました。
しかもコロナ禍で立ち会い出産もできない中でのお産で、これ以上ない不安に襲われました。
でもひとしきり泣くと意外と冷静になっている自分がおり、急いで出産時の呼吸法だけ復習していました。(お産に対する恐怖の方が勝りました)
とりあえずyoutubeでも見て産む時のイメトレしよ。
息は吸うよりも吐くことに集中するんだっけ。
朝ごはんは、点滴を外す診断が下りたショックで喉が通らなかったのですが、お昼ご飯はしっかり食べ、再度診察。今日かもしれない出産に備えました。
13時過ぎ、なんと子宮口が開き始めました。このときすでに3~4cmほど。
明け方の腹痛から約8時間ほどでしょうか。初産にしては早い方だと思います。
この時ぐらいからようやく陣痛を感じ始めました。ただ、間隔はそんなに短くないのでスマホをいじったり、助産師さんと話したり、比較的リラックスして過ごすことができました。
とうとう本陣痛へ
子宮口が開いていることが確認できたので、13時半、着替えを済ませて、分娩室へ向かいました。
実はこの3週間弱の入院期間、もともと出産予定のクリニックからNICU(新生児集中治療室)など設備が整った大きな病院に転院していました。
初めて入る分娩室。そこには意外と大きな部屋の中心に分娩台が1台ポツンとあり、さらに緊張を掻き立てられました。
分娩台に横たわり、周囲をキョロキョロ。私の顔がこわばっていたのか、優しい助産師さんが世間話をしてくれたり、お産のアドバイスをくれたりと緊張をほぐしてくれました。
このまま陣痛が進めば、お産ですね。今日中に産まれるかしら。
なんかすぐ産まれそうな気がします。
そんな私の予想は的中するのです。